これぞ、最強の解説本!「相続税の申告実務のエキスパートになるための相続税申告業務の基礎と実務」
おはようございます、ゆうまです。
相続税の案件の依頼がきたときは、どなたが担当されてますか?
私が勤める事務所では、クライアント関連の相続の場合には、担当者が資産税の経験が豊富な税理士のサポートを受けながら進めていくスタイルです。
私は今、相続税法を試験レベルで勉強し直していますが、過去に時間をかけて勉強した基礎があるので、相続税の申告業務はなんとか一人でこなせるレベルにはあります。実際にはもちろん税理士が絡みますが。
そんな私も転職した当初は実務の知識がなく、特に資産税は苦手で、できれば担当先で相続が起きないことを祈っていた時期もありました。
初期対応から申告書への捺印受領まで、進め方が事務所内である程度標準化されていれば、そんなにストレスではなかったのかもしれませんが、そんなものはなく、一から十までで丁寧に教えてくれるわけでもなくて・・・。
そんな私が、ある程度相続税の申告業務が分かってきてから手にして、とても役立った本が「相続税の申告実務のエキスパートになるための相続税申告業務の基礎と実務」です。
発刊は2016年ですが、その内容は今でも十分通用するものです。
相続税の申告実務の手順や留意点がとても分かりやすくまとめられていて、巻末の様式集もそのまま使えるものになっています。
相続税の申告がはじめての方でも、相続税の申告実務の全体像がつかめるので、かなりオススメです。
事務所の所内教育もこの解説本に沿って進めてもいいのではないかとすら感じてて、今でも時々見直して、事務所のマニュアルを作成したりしています。今の私の一部はこの本のおかげと言っても、言いすぎじゃないと思います。
先週、相続税の申告を1件受注しました。
ただ、コロナ状況下での相続税の申告業務の進め方も、ゼロベースで考えていくことが重要課題ですね。相手が高齢である確率は高いですし、財産のことをインターネット回線を通じて話したくないと思いますし。
お客様と事務所双方が納得する進め方を考えながら、慎重に進めていきたいと思います。