持続化給付金はとても心強い制度
こんばんは、ゆうまです。
今週はお客様から持続化給付金に関するお問い合わせを何件かいただきました。ニュースを見て、「うちはもらえるのか?」って感じです。事前に申請要領を読み込んでおいて正解でした。
持続化給付金は、ざくっと言うと、コロナウィルスの影響で、売上が前年同月比で50%以上減少している事業者を対象に、国が現金を給付するものです。支給額の上限は中小法人は200万円、個人事業者は100万円。2020年1~12月のいずれかの月において50%以上落ちていれば申請対象なので、今はそこまで落ちていなくても、今後もしかしたら要件をクリアする可能性があります。
あくまでお客様が申請をするということと、添付資料の準備に手間がかかりますよってお伝えしました。
しかも、原則ネットでの申請なので、お客様のお手元に一通り添付書類が準備されていないと厳しいですね。訪問できればお客様の心理的な負担も少ないのですが。とりあえず、実際に申請するタイミングでまた連絡をくださいとお伝えはしましたが、まさかの「概況説明書」や、e-TAXによる「受信通知」は分かりにくそうだなって感じました。
最後に、持続化給付金は国税庁のHPのFAQを読んで税金はかかるんだ・・・と思ってましたが、経済産業省のHP に「持続化給付金に関するよくあるお問合せ」の書き方を読んで、そりゃそうだよなって納得しました。
持続化給付金は課税の対象となるのか。
・持続化給付金は、極めて厳しい経営環境にある事業者の事業継続を支援するため、使途に制約のない資金を給付するものです。これは、税務上、益金(個人事業者の場合は、総収入金額)に算入されるものですが、損金(個人事業者の場合は必要経費)の方が多ければ、課税所得は生じず、結果的に課税対象となりません。
売上の半減がひと月で終わることはないでしょうが、100万円・200万円給付を受けられるというのは小規模事業者にはとても心強いですね。給付も早そうですし。
幸い私の担当先は一般を対象とするお客様が少ないこともあり、今すぐ申請という方はみえませんが、要件に該当し申請する際は真摯にサポートしようと強く感じました。